ロマネ・コンティ1995を囲んで
An evening with Romanée-Conti.
何度か開催しているVeraisonのワイン会。2026年4月11日は、ロマネ・コンティ1995を中心にした会を開催しました。
今回は、いつも以上に思い切った構成で。一本一本の状態を確かめながら、その日の流れを組み立てていきました。

まずは、前日の状態チェックから
前日に抜栓しておいた方がよいものを開けながら、まずはエグリ・ウーリエ2003 MGの熟成具合を確認。
口に含んだ瞬間に感じるエネルギーの強さ。ジンジャーやレモンのニュアンスに、熟成からくるカスタードのような余韻も重なります。
想像していたよりも熟成が進んでいなかったため、シャンパーニュはSalon 1988を選びました。
Salon 1988は、驚くほどのミネラル感。熟成による少し乾いた印象の中に、メープルやオロロソを思わせるニュアンスが重なり、複雑で美しい状態でした。
熟成した白ワインも
Roumier Corton-Charlemagne 1996は、乾燥させた桂花やシロップ漬けの果実、カリンを思わせるニュアンス。
年を重ねてもなお、まっすぐに伸びる酸が印象的でした。
Haut-Brion Blanc 1993は、酸とミネラルのバランスがよく、熟成による丸みも感じられる味わいでした。
いよいよ、ロマネ・コンティ1995
その前に比較としていただいたのは、隣接する畑のRomanée-Saint-Vivant 2009。
前日に抜栓した際はやや野性味を感じていましたが、当日はよりエレガントで、香りも美しくまとまっていました。
そして、Romanée-Conti 1995。
カフェモカ、ドライフラワー、陳皮を思わせる香りが幾重にも重なり、時間とともに表情が変化していきます。
口に含むと、味わいが立体的に広がり、長い余韻へ。とても美しい状態で楽しむことができました。
Pol Rogerのジェロボアムは、合間の一杯として用意していましたが、こちらも印象に残るおいしさでした。
お料理も、ワインに寄り添うように
この日は、お料理もコースで。

ワインの状態を確かめながら、その日の組み合わせを考え、料理にも少しずつ調整を加えました。

ワインが料理を引き立て、料理がまたワインの表情を変えていく。そうした変化も、ワイン会の楽しみのひとつです。
今回も、一本一本と向き合う中で多くの発見がありました。
ご参加くださった皆さま、そして会を支えてくださった皆さま、本当にありがとうございました。
また次回も、記憶に残る一夜をつくれたらと思います。